朝のセットを楽にしたいあなたへ!~デジタルパーマはいかが?

パーマ・ストレートパーマ

楽にきれいに!!多くの方が望む一番のコトじゃないでしょうか?

朝、丁寧にアイロンしている時間はない!アイロンが温まるのを待っているその数秒すらも待てない。。。

アイロンしたとしても、熱いアイロンを直すのもすぐにはできないし・・・

朝、アイロンなしで毛先が収まればいいのに。。

そんなうまい話ないよね。。。。。

あ~るよ!デジパーがそのお悩み解決するよ!!ってことで今日はデジパーを解説していきます。

デジパーって?

デジパーとはデジタルパーマの略称です。形状記憶パーマと呼んだりします。

普通のパーマ(コールドパーマといいます)と何が違うのか?というと一番の違いは熱を加える工程があるということ。

普通のパーマといわれるのは濡れた状態で最後まで工程が進むので、濡れた状態でカールがしっかり出る。

デジパーは乾かした状態で髪にカールを覚えさせるので、乾いたときのふんわり感が出やすい。

毛先のワンカール、毛流れをつけるのには私はデジパーを選択します。

個人的体感ですが、デジパーの方が乾かした時の艶が出やすい。落ち方がきれい。緩くなっても「これはこれで気に入っている」と、おっしゃっていただくことが多い気がします。

デジパーのデメリットとは?

デジパーは大きくしっかりが得意なジャンル。カールが得意です。

なのでウェーブが欲しい場合は普通のパーマの方が向いていることが多いです。(毛質によってはウェーブがしっかり出る方もいます)小さいロッドでまけばある程度はウエーブ出せます。

一番のデメリットは根元の立ち上がりはつけにくいこと。毛先がカールすることである程度のボリュームは出ますが、頭皮から90度に立ち上げたい!!とかはできません。

なりたいスタイル、髪質、お手入れ度で何がいいか判断させていただきます。

デジパーのことを少しわかったところで、工程の流れを見てみましょう!

デジパーの流れ

今日のお客様はこちらの方。

直毛!と表現するのがわかりやすい、髪が曲がりにくいタイプの方です。ぺたんとなりやすい。

短くミニボブにしているときは、髪質とヘアスタイルの相性も良くまとまりやすかったんです。

でもご本人はもっと柔らかい雰囲気の髪型が好き。少しのばそうかな~としているところだったんですが、この長さは跳ねやすいし、暴れる毛先をまとめるのは難しい。。。アイロンは得意ではない。。。というところでデジタルパーマをかけることにしました。

まずはパーマをかけたい部分にお薬をつけて、反応するまで時間を置きます。髪質やダメージ具合によりますが5~15分くらいです。

一本巻いているのは、どれくらい反応したか確認するために巻いています。

これで反応OK!と判断したら、シャンプー台にお薬を流しに行きます。

この状態で髪質アップのトリートメントを入れ込みます。(オプションメニュー)

お席に戻ってから、さらに髪質改善ミストや調整オイルで保護、熱を味方にする状態を作っていきます。

そして狙ったサイズのロットを巻いて温めていきます。

こんな感じでロットを温めていきます。頭皮が熱くないように、断熱材を挟んでいます。それでも湿熱で熱くなりそうで不安な時は断熱剤増やしますので、遠慮なくお声かけくださいね。

さてさて、この状態でOK!になって、熱が抜けたら、最後のお薬をつけていきます。10分前後でお流しです。

さあ!濡れた状態がこちら↓↓↓

毛先にやさしいワンカールが付いたのわかりますか?

これを乾かしていきます。毛先をメンテナンスカットして仕上がりです。

乾かし方は全体を乾かして、乾いてきたら手櫛で整えながら乾かします。このコツは当日しっかりお伝えしますね!

パーマというとクリクリ、ウェーブを想像される方がおおいですが、こんな風に毛先のワンカールも表現できます。アイロンでちょっと流れをつけた。。。それくらいのカールもデジパーの得意分野です。

こちらのお客様も、ド!!直毛のお客様。前髪が流れにくいのでデジパーをかけました。後頭部の丸みとくびれができるように、襟足は地毛のまま残して締まるポイントにしています。

カールまでもないけれども、まっすぐじゃない、達筆な人のひらがなの「し」くらいの曲線。それくらいの毛のカーブでも全体の印象はかなり柔らかくなります。

「私が好きな私になる」ためのヘアデザイン、チャレンジしてみてはいかがでしょう^^

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