温泉に入るとお肌がつるつるになったりしますよね?温泉の成分の効果だと思いますが、これらは髪の毛にとっても良い効果があるのでしょうか???
残念ながら、髪の毛には逆効果だったりします。今日はこの辺を深堀していきましょう!
お肌はつるつる、髪はバサバサ
温泉に入ると肌はツルツルするのに髪はバサバサする現象は、「温泉の成分」と「髪と皮膚の構造の違い」によるものです。
温泉成分の影響
温泉にはさまざまな成分が含まれますが、よくあるのは「アルカリ性単純泉」や「硫黄泉」「塩化物泉」などです。特にアルカリ性の温泉は「皮膚表面の古い角質や皮脂を落とす」効果があり、これが肌をツルツルに感じさせます。
一方で、髪は「キューティクル」といううろこ状の構造で守られています。アルカリ成分や硫黄成分は、このキューティクルを開かせたりダメージを与えやすく、「水分や油分が抜けやすい」状態になります。その結果、髪がバサバサと感じられるのです。ここで内部強化のトリートメントを入れれたらこのアルカリ性も味方になりえます。
まとめると・・・
– 肌がツルツルになる理由:アルカリ性温泉などが角質や皮脂を落とし、肌表面がなめらかになる
– 髪がバサバサになる理由:同じ成分が髪のキューティクルを開かせ、ダメージや乾燥を招く
ケアのポイント
温泉から上がるときは髪は真水で洗い流しましょう!
キューティクルが開いているということは、内部まで浸透できる「ケラチンブースター」や「カスタムトリートメント」がさらに効果を発揮できます。このタイミングを逃さず、内部の補強をしましょう!!
お風呂上りには、キューティクルの表面を保護して滑らかにしてくれるアウトバストリートメントを使って摩擦を防ぎましょう!
お肌と一緒に髪もつるつるになっちゃいましょうね!