雨の日が続くと、髪型をどうしようか悩みますよね。
湿気があると無いとでは髪のコンディションは全く違います。メキシコに移住した友達がいるんですけどね。その子は太い、多い、くせ毛なんですよ。でも向こうは乾燥しているらしく、日本の湿度とは全く違うと。
帰国した際に
「自分の癖が扱いやすいから、癖が弱くなったと思ってたんだけど、日本に戻ってきたら全然ちがった~~~!湿気があるとないとで、こんなにも違うんだって実感したよ~!」と話していました。
そう、日本は湿気大国。それでも比較的10~2月は湿気が少ないですね。最近は暑い日が長く続いていますが、それでも秋~冬の乾燥の時期はちがいますよね。
くせ毛の動き方も全く違う。それも考慮して、梅雨前にバッサリカットor縮毛矯正にして、秋~冬は長さキープしながら伸ばしたりアイロンしたりしてスタイルチェンジをする。そんな感じで一年過ごす計画を立てたりしています。
癖が強めの方々は、梅雨~夏にかけてご自身の髪がどう動きだすのかを熟知されています。それを踏まえての年間計画です。
こちらのお客様も冬は長さキープでメンテナンスしながら伸ばして長めをたのしみました。ご自身でアイロンされていましたが、まとまらなくなってきたとのこと。

今回は「この時期に来たので、バッサリベリーショート!」とオーダーいただきましたので、遠慮なくカットさせていただきました!前回のカットの段階で、長さキープは今回まで、次回は切る!と計画していたのです。

頭も小さく、首も長くなりました。何よりお似合い^^
今回は梅雨に負けないセットのイメトレで、ジェルでセットしました。艶と束感、そしてコンパクトな仕上がりとなりました!!
くせ毛のショートのポイントは切り込むところはしっかり切り込むこと。ウエットカットでのベースカットを骨格を見ながらカットすることで、広がってもまとまるシルエットを作ります。
すくだけで作ったスタイルは変に広がってしまうのです。
そして癖が動けるように量をコントロールすること。多すぎればもっさりするだけなので、毛が動きやすいスペースを作ることがとても大事だよな。と思いカットしています。
随分昔の話なのですが、くせ毛でベリーショートのお客様を担当させていただいていたときのこと。
「予約のタイミングが合わなくて、違う美容室に行ったんです。伸びた分を切ってもらったから同じ感じになったんだけど。。。赤城さんが切ったときのほうが癖が生き生きしてて扱いやすかったんです。」というお声を頂戴したことがあって。
癖が動きやすいように・・活きるように・・・と思って切っているつもりだったけど、それが確証に変わったお言葉でした。
時期や長さや切り方で髪の動き方は全く変わってきます。ご自身の過ごしやすいように年間計画を立てるのはストレス軽減の一歩!
ぜひ考えてみてくださいね^^