湿気で髪が広がるのはなぜ?

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随分と日差しも暖かくなり、風も南風に変わってきたな〜と感じますね!季節は春を超えて初夏の雰囲気。

そうなってくると多くなるのが湿気のご相談。

特に癖毛の方は湿気に敏感です。

天気予報から乾燥注意報が消える3月頃には既に湿気のお悩みを伺っていました。

そもそも湿気を含むと髪が膨れたり、うねったりする主な原因は、何なのでしょう?

髪の毛が水分を吸収することによって起こる変化…という事は想像に容易いですが、髪の毛の中はどうなっているの?という所を簡単に紐解いてみたいと思います。

キューティクルが開く

髪の表面はキューティクルと呼ばれる層で覆われています。髪の表面の鱗のような層のことですね。

この層が湿気(水分)を吸収すると、キューティクルが膨張するため、髪が膨らんで見える原因のひとつです。

髪の内部構造の問題

髪の内部にはケラチンというタンパク質が含まれています。これは本来水分を抱え込む性質を持っています。髪の柔らかさやしなやかさを作る役目をします。

ですがダメージを受けている場合、髪の内部に余分な水分が入る空洞(ダメージホール)があるんですね。これによって、髪がうねったり、広がったりすることがあります。

髪のタイプ

髪の毛がもともと曲がりやすい性質を持っている場合、湿気の影響を受けやすく、うねりが強くなることがあります。特にクセ毛や細い髪の毛は湿気に敏感です。

以前話した「かっぱ巻き」の話がここで役に立ちますね!

湿気に対抗するにはどうしたらいいの?

湿気の影響をゼロにする事はなかなか難しいかもしれませんが、軽減する事はできます。

キューティクルを整える🟰水分の侵入を防ぐ

キューティクルのコンディションを整えることで水分の無駄な侵入を防ぎます。

*まずはしっかり乾かす事。これに尽きる!!

*オイルや整髪料で、髪の表面をコーティングする。癖毛さんのスタイリングにはジェルもオススメ!

髪を疎水化する

疎水化?ってなんだ???

傷んでいる髪は水を吸いやすい親水性になっています。髪の内部のケラチンを補給したり、ダメージホールを補修したり、結合水を増やしたり、髪が無駄に水を吸いにくい状態にすることが大事です。

Lindo では、インバスで行うケラチン補給、結合水の補給など疎水化のアイテム、アウトバスで行うキューティクルの補強材などお悩みを解決する強化カスタムアイテムを取り揃えております。

いつものケア材に10〜20%追加するだけで、補修力爆上がりになりますよ!

お気軽にご相談ください^_^

癖を取る

日本人の7.5割は癖毛と言われています。

波うつ癖から、縮れる癖、なんとなく大きく広がる癖、それぞれですが、活かしやすい癖、活かしにくい癖があります。どうしても活かしにくい場合は癖をとってしまうのが1番楽ですよ!

今年の夏も暑くなりそうです。

梅雨が来る前に湿気対策をして、気持ちよく過ごしましょう!!

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