カラーのダメージの原因って何?

カラー


多くの人が楽しむカラーリング!でもダメージが出るのも事実です。

髪の中でどんな事か起きているのか、カラーリングが髪に与える影響について見ていきましょう。

カラーリング、特にブリーチや明るい色への染色は、髪にダメージを与えるプロセスが含まれます。以下に、何が減ったり、どのようなダメージが起きているのかを詳しく解説します。

髪の成分が減るってどういうこと?

髪の毛は主に以下の成分で構成されています

ケラチン(タンパク質):髪の約8090%を占める主要な構造成分

水分1015%

脂質(油分)髪の柔軟性や保護を担っています

メラニン:髪の色を決める色素

カラーリング、特にアルカリ性のヘアカラー剤やブリーチを使う場合、これらの成分に影響を与えます。

カラーリングで減るもの〜

メラニン:ヘアカラー剤に含まれる成分が髪内部のメラニン色素を分解し、髪を明るくします。これが「色が抜ける」プロセスです。

ケラチン:ブリーチや強い薬剤を使うと、髪のタンパク質であるケラチンが部分的に溶け出したり、結合が壊れたりします。

③脂質薬剤がキューティクルを開くため、髪を保護する自然な油分が流れ出しやすくなります。

水分:キューティクルが開いた状態が続くと、髪が水分を保持する能力が低下し、パサつきが目立つようになります。

カラーリングによるダメージは、こんな形で現れます。

キューティクルの損傷

ヘアカラー剤のアルカリ成分(アンモニアなど)がキューティクルを開き、メラニンを分解します。この過程でキューティクルが傷つき、剥がれやすくなることがあります。結果、髪の表面がザラつき、光沢が失われます。

内部構造の弱

ケラチンの結合が切断されるため、髪の強度や弾力が低下します。これが「髪が細く感じる」「切れ毛が増える」原因です。

乾燥とパサつき

水分と脂質が失われることで、髪が乾燥し、手触りが悪くなります。 

色落ちやムラ

ダメージが進むと、染料が髪に定着しにくくなり、色持ちが悪くなることも。

改めてこうやって見ていくと怖くなっちゃいますね。

そしてダメージを減らすには出来ることはないの?って気になりますよね。

ゼロには出来ませんが、軽減する方法があります。

・トリートメントを併用カラーリング後にケラチンや保湿成分を補うケアをする事でダメージを軽減できます。

Lindo ではメーカーのカラー剤だけをそのまま使うことはほぼありません。

リタッチカラーの場合はたんぱく質のもとであるアミノ酸や、水分を抱え込み頭皮の負担を減らす糖質を配合。毛先までの全体カラーの場合にはケラチン、結合を促す架橋剤を配合してダメージを防げるようにしています。

トリートメント込みの髪質改善カラーではさらに高濃度のケラチンや、脂質、結合水の原料、髪を引き締める酸などを利用してダメージ補充しながらカラーします。

良質な水分を頭皮と髪にたっぷり含ませてスタートする「プレケア」のメニューもあります。

これをすることで、化学的リスクや刺激を軽減していきます。

頻度を控える髪に休息を与えるため、カラーの間隔を空けるのは大事なことです。

白髪染めの方はどうしてもスパンが短くなってしまいます。

根本が伸びてきた時に少しでもストレスなく過ごせるように色味のセレクトは経過をお伺いしながら調整していきます。

デザインカラーは根本に意識が向かなくなるので気分転換にオススメですよ。

適切なケアをすればダメージを最小限に抑えられるので、カラーを楽しむなら髪の健康も意識して行きましょう!

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