この前のブログの続きになります。
・髪質改善と呼ばれるものは髪を補修してツヤツヤにみせる技術全般のこと
・トリートメントから縮毛矯正まで幅広いこと
・わかりやすくツヤツヤ・サラサラになるためには癖を取るという外科的治療が必要な場合がある
ということを説明させていただきました。
外科的治療というのは癖を取るということをイメージしやすくするために選んだ表現です。カラーにしてもトリートメントにしても、髪で科学的変化が起きていますのでそこはご理解ください^^
さて、Lindo では癖を取る(緩める)メニューに【縮毛矯正】と【髪質改善微還元トリートメント】があります。
【縮毛矯正】は癖をなくすことに注力いたします。癖をなくしたい方、ストレートスタイルを楽しみたい方はこちらがお勧めです。
癖やダメージに合わせてお薬の調合を変えたり、塗り分けたり…しっかり癖が取れているか確認できるまで反応時間もしっかりとります。前回かけているところはしっかり癖が取れているはずなので、伸びた部分(リタッチ)だけ癖に対するアプローチをしてしていきます。
もちろん、髪のコンディションをみて薬剤はアップデートしていくので、どんどん髪に合わせてフィットさせていきます。
さらに【髪質改善縮毛矯正】はすべての工程でトリートメント濃度を上げていきます。もちろん毛先までダメージケアをしていくので、ツヤツヤ柔らかい仕上がりになります。
癖を取るだけでなく、たりない部分を内部からしっかり補修することでふっくらつややかな髪にしていきます。
一方、【髪質改善微還元トリートメント】は、全体へのトリートメントアプローチになります。トリートメントに柔らかく癖を緩める力のあるお薬(還元剤)を一定濃度まで配合します。
癖を緩めることでまとまりや艶が出やすくなります。そして内部へトリートメントがより入ります。質感は格段にアップします。
作業工程は縮毛矯正と似ていて、アイロンやブローの熱を使ってトリートメントの定着や癖の緩和を促します。
熱の作用も使うので髪の質感は格段に良くなります!還元剤なしのトリートメントだけより広がりは緩和されます。ですが癖を完全にとることが目的ではないので、癖は残ります。
しつこいようですが癖を緩めるというのがキーポイント。
エイジングで乾燥して広がりやすくなった… などの方には、ボリュームがつぶれすぎずちょうど良いかもしれません。めちゃくちゃ緩いうねり癖の方はこれでも十分!と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
縮毛矯正も昔に比べるとナチュラルな仕上がりが表現できるようになりました。それでもぺたんとなるのは怖い。。。でももうちょっと何か変えたい。。。という方は微還元トリートメントからチャレンジしてみるのもいいですね^^
やってみてもっと癖を取りたい!と感じれば次回は縮毛矯正に切り替えればいいと思います。
自分の髪にはどれがいいかわからないという方がほとんどです。そこは私たち美容師がご提案させていただきますのでご安心くださいね♪